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特集記事 消火器の処分
不用消火器


先日(2009年9月)の破裂事故のせいか、消火器の処分を頼まれることが増えてます。なにせ私は乙種6類消防設備士の資格持ち。消火器の点検整備はお手の物だからです。

というか乙種6類消防設備士というのは、消火器の点検整備ができるただ一つの国家資格。消防設備士の資格の中には、乙種6類消防設備士より難易度の高いものがあるんだけど、いくら難易度の高い資格を持っていても、この資格を持っていないと消火器の点検整備はできないということです。
というわけで、お客さんとの間で消火器がらみの話が出ることが増えてます。

『ちょっとこの消火器見てくれない?』

との話があると、ほとんどの場合、古くなっていて処分が必要。このあたりについては、頼むほうも処分すべき時期であることがわかっているようで、素直にこのような流れになって行きます。

『もう寿命ですね。処分しましょう。』
『それじゃ、お願いできる?』

で、この消火器の処分についてです。

今のところ一番素直な方法は、新しい消火器を購入して、その時に古い消火器を引取ってもらうこと。この場合、引取りは有料のところと無料のところがあります。ま、無料といっても、新しい消火器の価格に引取り料が乗せられているんだろうけどね。

ということで、注意事項です。
新しい消火器を購入する際には、事前に古い消火器を引取ってくれるのかどうかを確認しておくこと。引取ってくれるのならば、新しい消火器を購入しに行くときに、古い消火器を持参しちゃってください。持参しないと二度手間になってしまいます。

処分費用
ここで、写真の消火器は1本あたり1000円プラス消費税で処分してしまいました。この処分費用は安いほうだと思います。

今現在(2009年11月)、不用消火器の処分については、消火器メーカーや消火器販売店などで個別に対応されています。この事故を機会に、家電リサイクル法のような消火器処分の仕組みができてくると思います。それまでは、ネットなどで情報を収集して賢い処分を心がけてはいかがでしょうか。

ちなみに、消火器を持参していただいた場合で、1本あたり2000円程度の処分費用がいただければ、商売として充分ペイすると思います。こちらから回収にうかがうとなると、1本あたり3000円以上いただかないと商売としては厳しいでしょう。


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